「英語総合トレーニング塾」コース紹介

「英語総合トレーニング塾」コース紹介

総合コースA

あらゆる文章を読みこなす高度な読解力を養成し、真の国際人として「使える英語」を身につける。

受講の目安

英検準1級以上の英語力、TOEICリーディングスコア400点以上、一文一文の構造がきちんととれる人対象。

身につく力

TIME、The Economist等の雑誌や、英語圏の大学、大学院のテキスト、専門書を高いレベルで理解しながら読み、それに基づいてアウトプットができる力。ネイティブ向けのニュースや講義をほぼ完全に理解する力。英検1級に合格する力。

使用教材

速読英単語(上級編)+CD、TIME、SCIENTIFIC AMERICAN、 NPR NEWS等

概要

文法が身についている、文の構造がわかる、単語や熟語を十分に知っている、和訳ができる。
これだけで長文がきちんと読めていると思っていませんか。

英語を高いレベルで使いこなすためには、英語での情報の伝え方に精通していることが必要です。
しかし、日本語と英語で情報提示の方法が大きく異なるため、多くの日本人は、自然な流れで英語を受信、発信することができません。
総合コースAでは、前半約6ヶ月で英語における文章の組み立て方を学び、大学受験上級レベルの長文読解を通してその論理展開をマスターします。

加えて、TIMEやSCIENTIFIC AMERICAN等の雑誌の短い記事(300~1000語程度)を中心に読解演習を行い、ネイティブ向けに発信された英語も正確に読解できることを確認していきます。
リスニングも適宜扱いますので、総合的に力を伸ばしていくことができます。

後半6ヶ月では、TIMEやSCIENTIFIC AMERICAN等の雑誌の記事を読み、より実用的なリーディング力を身につけます。
本講座でしっかり学習を進めれば、TIMEの定期購読も十分に可能です。
また、この頃には英語の文章の組み立て方が十分に理解できていますので、読んだ記事に関連する作文、スピーチ等のアウトプット練習を行うことで、英語発信力が大きく向上します。

受講対象者
  • ノンネイティブとして最高レベルまで英語力を高めたい人
  • TOEIC、英検、TOEFL、IELTS等の資格試験で高得点を目指したい人
  • 単語や熟語はわかるのに、内容理解が十分ではないと感じる人
  • より伝わりやすい英語を身につけたい人
  • 英語の雑誌や専門書を読みこなしたい人

主な受講者層は、外資系に勤務の方、TOEICで800点台後半~900点台の方、英検1級を目指す方です。

各レッスンの構成(1回90分)

前期(4~9月)

長文の内容理解
(60~70分)
速読英単語(上級編)の長文を用いて、文と文のつながり、一つの文のパラグラフ内での役割、パラグラフ同士の関係を全て理解しながら読み進めます。同じプロセスを何十回と繰り返すことにより、英語の論理のしくみが無意識にわかるようになります。

複雑な文構造の解説や文法説明も行いますので、学習後に疑問が残りません。
中心教材に加えて、雑誌の読解やリスニングも適宜扱い、バランス良く英語力を伸ばしていきます。

音読
(20~30分)
読解の後は、精読した文章の音読を行います。この時ただ漠然と読むのではなく、各単語の発音の方法、語と語のつながり、英語のリズム、強弱を意識しながら読むことで、英語の発信力とリスニング力を同時に向上させます。

大学、大学院で学んだ音声学の知識、自身のディクテーションやリスニングの学習から得た経験、様々なレベルの日本人英語学習者を指導した経験から、日本人が見落としがちな部分を中心に指導します。

後期
(10~3月)

長文の内容理解
(60~70分)
TIMEやSCIENTIFIC AMERICAN等の雑誌の記事を、前期で学んだ知識を活かしながら読んでいきます。論理展開を考えながら読めば、知らない単語や表現が多少あっても理解度を落とすことなく読み進められることを実感してもらいます。(細かい単語、熟語の知識にこだわりすぎることで全体の流れが見えなくなってしまうため、本コースでは語彙力を必要以上に強調しません。)

2ページ程度の記事(1500~2000語)から、5~6ページにわたる特集(3000~4000語)まで様々な文章を扱いますので、実生活に役立つリーディング力を身につけることができます。

発展学習
(20~30分)
音読、速読、エッセイライティング、スピーチのいずれかを行い、英語の総合力を向上させます。英語の論理構成に従って発信することで、どのような人にも伝わりやすい英語が使えるようになります。

総合コースB

どんな英文であっても正確に読み取る読解力を養成。大学受験にも対応。

受講の目安

英検2級以上の英語力、TOEICリーディングスコア300点以上、文法が1通り理解できている人、英語が得意な高校1、2年生、大学受験生。

身につく力

様々な文章を正確に解釈する力。難関大学で出題される長文を正確に理解し、設問に答える力。
ナチュラルスピードの英語を細部まで聞き取る力。英検準1級に合格する力。

概要

単語の意味はほぼ全てわかり、文法の知識もあるのに、文の意味がいまいちはっきりわからない、リーディングの点数が上がらない、と感じたことはありませんか。

近年、リーディング学習といえば速読、多読が主流となっていて、一つ一つの文の構造を正確に理解するような学習があまり重要視されていません。
確かに、最近の英語はより読みやすく書かれる傾向があるため、文の構造をきちんと考えなくても「なんとなく」読めてしまうものがほとんどです。

しかし、文章の一部に、複雑な構造の文が含まれていることも珍しくありませんし、正確な解釈ができないと、簡単な文であっても意味を取り違えてしまう可能性もあります。
例えば次の文を読んでみてください。

Another startling conclusion from the science of consciousness is that the intuitive feeling we have that there’s an executive “I” that sits in a control room of our brain, scanning the screens of the senses and pushing the buttons of the muscles, is an illusion. (『YOUR BRAIN: A User’s Guide』(2009年)p.15)

正確に構造を把握できるでしょうか。thatが3つありますが、それぞれのthatの働きがわかるでしょうか。
このようなやや複雑な構造の文は、様々な種類の文章に出てきます。
そういった文を正確に解釈できなければ、難しい箇所をとばす読み方になってしまい、結果として文全体の理解度も低いものになってしまいます。

総合コースBでは、大学受験用の解釈問題集を教材にして、どのような英文であっても正確に構造を理解する力をつけることを中心にレッスンをします。
結果として構造を示すのではなく、どのように考えればその解釈になるのか、というプロセスの部分を丁寧に説明しますので、新しい英文を見た時にも応用が利きます。

さらに、一つの文の解釈にとどまらず、文と文のつながり、パラグラフの構造、パラグラフ同士の関係を意識しながら読む練習を行うことで、正確に訳ができるだけではなく、文全体の内容も理解できるようになります。
扱う長文は全て大学入試問題となりますので、文を理解したうえで設問に答える力の養成にも役立ちます。
大学受験で求められるリーディング力はこの講座で完成します。

受講対象者
  • 文の構造を正確にとれていないと感じる人
  • 資格試験のリーディングの点数が伸び悩んでいる人
  • どんな複雑な文でも読めるようになりたい人
  • 難関大学受験で長文読解を得意科目にしたい受験生
  • 英語が得意な高校生1、2年生(中高一貫校等)
各レッスンの構成 (1回90分)

前期(4~9月)

確認テスト
(5分)
前回学習した英文に関しての確認テストを行います。
英文解釈
(60分)
これまでの指導経験から得た知識を基に作成したオリジナルプリントを用いて、解釈の基本ルールを学びます。その後、問題集の英文を毎回4~7題と追加英文を学習し、より複雑な文にも対応できる力を養成します。短い文章であっても文と文のつながりを意識しながら読むことで、英語の論理展開の方法が理解できるようになります。

必要に応じて文法事項の解説も行いますので、知識の確認になるだけでなく、英文の細かいニュアンスまできちんと理解できるようになります。

音読
(25分)
読解の後は、精読した文章の音読を行います。この時ただ漠然と読むのではなく、各単語の発音の方法、語と語のつながり、英語のリズム、強弱を意識しながら読むことで、英語の発信力とリスニング力を同時に向上させます。

大学、大学院で学んだ音声学の知識、自身のディクテーションやリスニングの学習から得た経験、様々なレベルの日本人英語学習者を指導した経験から、日本人が見落としがちな部分を中心に指導します。

後期(10~3月)

確認テスト
(5分)
前回学習した英文、長文に関しての確認テストを行います。
英文、長文の
内容理解
(60分)
2~3題の英文解釈を続け、正確に読む習慣を身につけることに加えて、長文を毎回1題扱います。
長文であっても読解のプロセスは変わりませんので、一文ごとの構造の確認、文と文のつながりを意識しながら読んでいきます。

さらに、パラグラフの構成について学習し、パラグラフ内での文の役割、パラグラフ間の関係を理解しながら読むことで、より正確に長文の意味がつかめるようになります。
設問についても、ポイントをおさえた解説をします。

音読・発展学習
(25分)
前期と同様の音読に加え、様々な長文に挑戦することで応用力を高めます。
英作文の基本も扱います。

総合コースC

文章を読むための読解ルールと基本単語を習得し、読解に必要な文法項目を一通りカバー。

受講の目安

英検3級以上の英語力、TOEICリーディング200点以上、5文型や中学レベルの文法は理解している人、英語を得意科目にしたい高校1、2年生、大学受験の基礎固めをしたい人対象。

身につく力

標準的な英語を理解する力。やさしめの英語を聞き取る力。英検2級に合格する力。英語の論文を自力で読む力。

使用教材

速読英単語(必修編)+CD、総合英語Evergreen、(その他に文法問題集を予定しています。)

英検2級合格、模試の長文での高得点が期待できます。

概要

英語の基礎知識は身についているが、そこから先の勉強法がわからない。
文法や単語の勉強をしても、リーディングの点数が伸びない。

こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
そのような人は、なんとなく文章を読んでいて、読解ルールに従って文が読めていない可能性があります。

総合コースCでは、大学入試基礎~標準レベルの文章を題材として、読解のルールを基礎から学んでいきます。
一つずつ確実にルールを身につけていくことで、新しい文章を読む時にも正確に英文が読めるようになります。
文中に出てくる文法事項に関しては、基礎~発展レベルまで解説しますので、長文を読むために必要な文法は一通り身につけることができます。

入試標準レベルの文章が読める = 様々な種類の英文がほぼ正確に読める、ということ意味します。
TOEICや英検準1級レベルの文章であれば、このコースだけで十分対応可能です。
(ただし、試験対策として語彙力や速読力は別途強化する必要があります。)

受講対象者
  • 英語の正しい読み方を基礎から身につけたい人
  • 仕事で英語が必要なため、じっくり英語を勉強したい人
  • 様々な英文の約9割を占める基本単語を習得したい人
  • TOEICや英検準1級レベルの文構造が完璧にわかるようになりたい人
  • 標準レベルの大学を受験する人
  • 英語を得意科目にしたい高校1、2年生
各レッスンの構成(1回90分)

前期(4~9月)

確認テスト
(5分)
前回学習した文法、長文に関しての確認テストを行います。
文法解説、長文読解
(60分)
5文型から始めて、毎回一つずつ文法事項の解説、演習を行います。
レッスン内での演習と、宿題をこなすことで、学んだことの定着を目指します。
文法は関連する項目まで扱いますので、TOEICや英検の対策だけではなかなか身につかないような部分まで一通り学ぶことができます。

文法学習の後は、速読英単語(必修編)の長文を用いて、一つ一つの文の理解に必要となる文法項目を確認しながら正確に読み進めていきます。その日に学習した文法がすぐに出てくるため、文中での文法の使い方が正しく理解できます。

音読 (25分) 精読した文章の音読を行います。
この時ただ漠然と読むのではなく、各単語の発音の方法、語と語のつながり、英語のリズム、強弱を意識しながら読むことで、英語の発信力とリスニング力を同時に向上させます。

大学、大学院で学んだ音声学の知識、自身のディクテーションやリスニングの学習から得た経験、様々なレベルの日本人英語学習者を指導した経験から、日本人が見落としがちな部分を中心に指導します。

後期(10~3月)

確認テスト
(5分)
前回学習した文法、長文に関しての確認テストを行います。
長文の内容理解
(60分)
新たに出てくる文法事項についての学習を続けると同時に、文と文のつながり、パラグラフ内部の構造に関しての学習も行います。これにより、単に英文を日本語に訳すのではなく、文章としてより深く理解することができるようになります。

前期に学習した読解ルールは繰り返し出てきますので、1年間学習することで正しい読み方が確実に身につきます。英検2級の問題も演習用に使用します。

音読 (25分) 前期と同様に音読を行い、基本単語が文中で覚えられるようにします。

原書読解コース

原書の読解を通して、上級レベルの英語力を身につける橋渡しを行う。

受講の目安

TOEIC600~700点台、文法、解釈が身についている人、一ランク上の英語総合力をつけたい人対象。

身につく力

ネイティブ向けに書かれた文章を正確に理解する力。上級レベルの語彙力。
英語圏の思考法、文化的背景。

使用教材

Blink、(その他にリスニング教材を予定しています。)

総合的に上級レベル(TOEIC800点以上)に到達するための効果的な方法を学ぶことができます。

概要

ある程度英語学習が進むと、辞書を使いながらじっくり読めば難しい文章も理解できるようになります。
それでも、英字新聞やペーパーバックはなかなか読めるようにはなりません。
英語学習において必ず直面する段階です。

この段階を乗り越えるためには、語彙力、速読力、リスニング力、発音、背景知識、と様々な能力を伸ばしていく必要があります。そのための一番効果的な方法は、ネイティブ向けの手加減なしの文章を地道に読み続けることです。

教材は、難関大学入試の出典にもなっているノンフィクションです。毎回4~6ページ(1,200~1,800語)程読み進めていきます。
その際、単に日本語に置き換えるのではなく、文のつながり、英語圏の人の考え方、文化的背景も説明することにより、より深く英文を理解できるようにします。

読みやすい一部を都合よく抜粋するのではなく、1冊全て扱いますので、ノンネイティブには難しい表現も多く含まれているでしょう。
そういった表現を一つ一つ理解していくことで、様々な英文に対応できる応用力が身につきます。
本講座修了時には、英字新聞、英語雑誌も読めるようになります。

なお、複雑な文の解釈に不安のある人は、総合コースBの受講をお勧めします。

受講対象者
  • 上級レベルの英語力を身につけたい人
  • 英語を読みながら語彙力も身につけたい人
  • 英語圏でのものの見方を学びたい人
  • 英語を理解するための背景知識を身につけたい人
  • 大学受験後、継続して学習したい大学生
各レッスンの構成(1回90分)
長文読解
(60~70分)
毎回4~6ページ程度、本を読み進めていきます。
単なる日本語への置き換えではなく、文のつながり、複雑な文構造、文法の説明、背景知識、英語圏の思考法まで扱いますので、より深く英文を理解できるようになります。翻訳版の助けを借りることで、復習もしやすくなります。
音読、リスニング
(20~30分)
精読した文章の音読を行います。
各単語の発音の方法、語と語のつながり、英語のリズム、強弱を意識しながら読むことで、英語の発信力とリスニング力を同時に向上させます。

リスニングでは、上級レベルの教材を用いて、自然で速い英語にも対応できるように訓練します。

受験総合コース

最難関大学に合格するための英語力を身につけ、英語を受験の得点源にする。

受講の目安

偏差値60程度の英語力、文法・解釈が身についている受験生対象。

身につく力

入試で出題されるあらゆる文章を正確に読みこなす力。個別試験に対応するリスニング力。伝えたいことを英語で表現する力。

使用教材

速読英単語(上級編)+CD、難関大学の入試問題等

ますます利用が増えている4技能試験にも対応しています。

概要

一文ずつの意味はわかる。単語、熟語にもそれほど不安はない。
でも最後まで長文を読むと、何が書いてあったのか忘れてしまうし、全体で言いたいことがつかめない。
こんな経験は、受験勉強をした誰もが経験したことがあるはずです。

こういった悩みに対応するためには、「国語力を高めること」が、従来の(そして唯一の)方法でした。
確かに最低限の国語力は必要ですが、英語の長文の理解力と国語力は、まったく別のものです。
英語には英語の文章の組み立て方のルールがあります。
英語の構成を学ぶことで、驚くほど長文の内容が理解できるようになります。

前半6カ月間は、文法、解釈を一通りマスターした人が、長文の内容を正しく把握するための徹底的なトレーニングを行います。
きちんと長文が読めるようになると、偏差値70を割ることはほとんどなくなります。

後期は、現在主流になりつつある4技能試験にも対応できる力の養成を目指します。
前期に身につけた読解力をベースとして、英作文、スピーチの組み立て方とその演習も行います。

また、受験に狙われやすい解釈、見落としがちな文法、和文英訳や自由英作文を扱うことで知識の抜けをなくし、どんな入試問題にも対応できる力を養成します。

受講対象者
  • 最難関大学受験をする人
  • 受験に必要な知識を完璧にしたい人
  • 自由英作文に不安を感じている人
  • TEAP等の4技能試験で高得点を目指す人
  • 受験の長文を極めたい人
各レッスンの構成(1回90分)

前期(4~9月)

確認テスト
(5分)
前回学習した長文に関しての確認テストを行います。
長文の内容理解
(65分)
速読英単語(上級編)の長文を用いて、文と文のつながり、一つの文のパラグラフ内での役割、パラグラフ同士の関係を全て理解しながら読み進めます。
設問のない文章を敢えて使用することで、妥協することなく文章そのものの理解度を深めていきます。

複雑な文や、関連する文法項目に関しては発展的な説明、演習を行い、弱点をなくしていきます。

音読 (20分) 読解の後は、精読した文章の音読を行います。この時ただ漠然と読むのではなく、各単語の発音の方法、語と語のつながり、英語のリズム、強弱を意識しながら読むことで、英語の発信力とリスニング力を同時に向上させます。

大学、大学院で学んだ音声学の知識、自身のディクテーションやリスニングの学習から得た経験、様々なレベルの日本人英語学習者を指導した経験から、日本人が見落としがちな部分を中心に指導します。

後期(10~2月)

確認テスト
(5分)
前回学習した長文に関しての確認テストを行います。
長文の内容理解
(50~60分)
難関大学入試の長文読解を行い、どのような長文にも対応できる力を養成します。長文そのものを正確に読むことで、ほとんどの設問に正解できることを実感してもらいます。

同時に、長い記述問題にも対応する力を身につけます。

発展学習
(20~30分)
リスニング、和文英訳、自由英作文、スピーチを含めた様々な問題の演習を行い、入試で求められる設問に対応できるようにします。英作文は個別に添削します。