英検1級に関して思うこと


2017年度 第1回の英検1級の難易度は?

先日実施された2017年度第1回 英検1級の(英作文を除く)読解パートを解いてみました。結果は以下のようになりました。

語彙 21 / 25 (8分)

空所補充 5 / 6 (11分)

読解  10 / 10 長文1 (7分)、長文2 (7分)、長文3 (11分)

全部で45分ほど。全体的には通常どおり、もしくはやや解きやすかったように感じます。採点基準が変わり1年が経ちましたが、問題の質自体は変わっていないようで少し安心しました。(英検の長文はTIMEで扱われる話題が出ることも多く、今回出てきたtelomereも、TIMEの複数の記事で読んだことがあります。) 続きを読む 英検1級に関して思うこと


余計な学習はするな(リスニング編)


以前から良く聞くリスニング学習の方法として、通常よりも速度を速くして再生する、というものがあります。場合よっては2倍ほどにするようです。個人的には大変疑問を感じる(すぐにやめた方が良い)学習法であり、私個人の見解を述べておきたいと思います。

1. 細部の理解度向上につながらない

リスニングのスピードアップを主張する人の意見には、通常の速さに戻した時に、聞くことが楽になる、というものがあります。しかし、通常のスピードで完全には聞き取れない音源を速くしたところで、細かい部分が聞き取れるはずがありません。一文ずつゆっくり読んでも正確に意味がとれないのに、無理やり速読をして、なんとなく意味をとる学習法に似ています。) 続きを読む 余計な学習はするな(リスニング編)


英語教師に求められるもの


文科省調査で判明…“英語達者”教師で生徒が伸びないワケ

詳しく調査したものではなく気楽に書いていることはわかるものの、納得のいかない記事です。記事によると、英語のできる先生が教えても、生徒の英語力があがるわけではないので、教員には英語力よりも指導力が重要だ、と結論づけています。

しかし、そもそも「英検準1級を取得している教員には英語力がある」、という基準が低すぎて話になりません。 続きを読む 英語教師に求められるもの


クジラ構文(no more ~ than)をどう捉えるべきか


少し昔に英語を勉強した人であれば、クジラ構文という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。大抵の文法書に以下の文が載っています。

A whale is no more a fish than a house is.
馬が魚でないのと同様に、クジラも魚ではない。

この文の解釈方法で良く見かける説明は、「no moreを取り除き、thanを境にして文を前半、後半に分けて、どちらも否定で訳をする。noはイコールを表すので、同様に、と訳しておく」というものです。なぜそのような複雑なことを考えるのでしょうか。少なくとも私はこんなことを考えて読んでいませんし、当然ながら、この形が文章で出てきても問題なく理解できています。 続きを読む クジラ構文(no more ~ than)をどう捉えるべきか


最も影響を受けた本


長年英語を学んできた中で、数多くの英語学習法に関する本を読んできました。その中でも最も強く印象に残り、最も影響を受けた本が、松本道弘先生の『速読の英語』です。

浪人していた頃、体調を崩していた時期があり、その頃は受験勉強が思うようにはかどりませんでした。少しでも受験から離れたことをしたい、そんな気持ちで何気なく書店で手に取ったのがこの本です。 続きを読む 最も影響を受けた本


E-CATを受験


先日、事情によりE-CATというスピーキングテストを受験しました。

比較的易しめのトピックに関してのスピーキング力を測定するもので、100点満点でスコアが出ます。発音では、ネイティブにいかに近いかではなく、きちんと通じる英語かどうか、という観点から評価がされる点が特に優れていると感じます。

受験結果が出ましたので、参考までに載せておきます。 続きを読む E-CATを受験


英語教育のあり方はこれでいいのか?


注目集まる英語「5ラウンド」反復授業

ヤフーのトップに掲載されていた最近話題の教育法です。同じテキストを何度も繰り返し学習することにより、学習効果が高まるということのようです。

具体的には、

1巡目に絵を見ながら全文リスニングだけを実施。2巡目は音を聞いて単語や短文を正しく並べ替える作業を繰り返す。3巡目は教科書を使って音読。4巡目で一部穴開きの本文を音読し、5巡目で内容を友達に話す。

(リンク先より引用)の流れだそうです。 続きを読む 英語教育のあり方はこれでいいのか?